ニュース

クアルコム社、ハノイにAI研究センター設立へ トー・ラム書記長と会見

10日午後、トー・ラム党書記長が党中央本部で、アメリカの半導体大手クアルコム社のグローバルアフェアーズ担当責任者のアレックス・ロジャーズ氏と会見しました。

会見でトー・ラム書記長は、ベトナムがアメリカとの関係発展を重視していることを強調し、両国関係が経済・貿易・投資、そして科学技術・イノベーション分野で、さらに深化し安定的に発展することへの期待を表明しました。

トー・ラム書記長はクアルコム社に対し、ベトナム企業との協力強化や技術移転の推進、さらには科学技術分野での人材育成支援を要請しました。ベトナム企業がグローバルなバリューチェーンに参加できるよう支援することを求めました。

一方、クアルコム社のロジャーズ氏は、今回の訪問の主な目的について説明しました。同社がハノイに人工知能の研究開発センターを設立すると発表したのです。これはクアルコム社がアメリカ国外に設置する3つの研究センターのうちの1つとなります。

ロジャーズ氏は「ベトナムのAI専門家のレベルは現在、世界のトップ20に入っている」と高く評価し、ベトナムが地域におけるAIと半導体分野の中心となる大きな潜在力を持っていると述べました。

また同会長は、トー・ラム書記長をはじめとするベトナム指導部の戦略的ビジョンの下、ベトナムが掲げる発展目標を必ず達成できると確信していると語りました。

(VOVWORLD) 


top